KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

チェント・クオーレ・ハリマ(3年ぶり9回目)

 今年1月、関西リーグ1部の社会人クラブ「バンディオンセ加古川」の体制変更に伴い、チーム名も改称した。イタリア語でチェントは「100」、クオーレは「心」を意味し、Jリーグ百年構想の理念実現と、兵庫県ではヴィッセル神戸に続くJ参入を目指している。

 補強も進め、元湘南ベルマーレの38歳、MF佐野裕哉と元ジュビロ磐田のMF上村岬が加わった。練習から率先して声を出し、先頭を走る姿は「自分たちに足りないものを見せてくれる」と在籍2年目のGK沖野泰斗。関学大を2-1で退けた兵庫県予選決勝でも、佐野が前半5分に先制し、上村もボランチの位置から攻撃を組み立てた。

 新経営陣には、日本代表DF昌子源(ガンバ大阪)の父力氏(兵庫県サッカー協会技術委員長)も参画。伏木一紘主将は「名前が変わって影が薄まったが、俺たちがいることを示したい」。日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀との1回戦に未来を懸ける。

 

(神戸新聞)

天皇杯サッカー