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おこしやす京都AC(2年ぶり4回目)

 今季は積極的な補強を行い、選手の6割近くが入れ替わった。府予選を兼ねた京都選手権の決勝では、新加入選手が躍動して4得点の大勝。2年ぶりの天皇杯切符をつかんだ。

 新戦力のベテランが攻守に存在感を示している。J2の京都や北九州などで活躍したFW原一樹は同選手権準決勝で2ゴールと健在。J2栃木から加入したMF寺田紳一が中盤のかじを取り、J3秋田から加わったDF尾本敬が最終ラインを統率する。大卒ルーキーも結果を残し、チーム内の競争は激しい。

 コーチから昇格した瀧原直彬監督は「選手同士のコミュニケーションを一番大事にしている」と語る。前線からプレッシャーを掛けてボールを奪う戦術を継続しながら、新旧戦力の融合を図っている。天皇杯ではいまだ勝利がなく、指揮官は「球際の強さと走りきることを徹底したい」と意気込む。

 

(京都新聞)

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