
MIOびわこ滋賀(3年連続8回目)

J3長野のヘッドコーチなどを務めた大槻紘士監督が今季から指揮を執り、メンバー31人中12人が新加入と、陣容は大きく変わった。課題の得点力不足を解消するため、前線に人数をかけて攻めるスタイルを志向する。
昨季のJFLでは1試合平均0.9得点にとどまり、最終順位は9位に終わった。今季は最終ラインから細かくボールをつないで相手ゴールに迫る。昨季のJFLで得点ランキング3位の14ゴールを挙げたFW坂本一輝が攻撃の中心。新加入のFW長谷川覚之やFW竹下玲王は鋭い突破を見せる。右サイドバックのDF西口諒の正確なクロスも武器だ。守備ではベテランのDF内野貴志が最終ラインを統率する。
滋賀県予選は準決勝、決勝で大学チームに完勝した。若手が多く、自信を持ってパスサッカーを貫けるかが鍵となる。大槻監督は「リスクを負って攻撃でチャレンジしたい。チーム全員の力で勝ちきる」と語る。
(京都新聞)
