
福井ユナイテッドFC(9年連続12回目)

福井県予選決勝は、福井工大を相手に延長戦までもつれ込む苦しい展開。それでも、延長で2ゴールを決める勝負強さを発揮し本戦進出を決めた。
攻撃陣は、昨季の北信越リーグ1部で29得点を挙げて得点王に輝いたエース山田雄太や決定力のある金村賢志郎らに加え、元日本代表FWの我那覇和樹が加入し厚みが増した。MF吉田旭陽、DF木村健佑はサイドから精度の高いクロスを上げ攻撃の起点となる。
身長190センチの長身DF橋本真人が守備を統率。当たりの強いDF恩田巧巳も頼もしい存在だ。
今季から指揮する寺峰輝監督は「相手に合わせて変幻自在なサッカーをやりたい」と一つの形にこだわらず複数のシステムや戦術を浸透させる。チーム内競争は激化し、コンディションを重視して選手を起用していく。
主将の山田は「いけるところまでいって全国に福井の名を売りたい」と闘志を燃やしている。
(福井新聞)
