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東京武蔵野シティFC(7年ぶり5回目)

 第93回大会以来の天皇杯出場に、池上寿之監督は「できるだけ上位。(J1と対戦する)ベスト4」と高い目標を掲げる。長所は「粘り強さ」。東京都代表の座を勝ち取った都トーナメント決勝でも、関東大学リーグ1部の法政大に終始押し込まれながらも、守備陣を中心にゴール前で体を張りゴールを許さなかった。この試合でセンターバックに入った中盤が本職の高慶汰は「後ろが耐えれば勝てる」。守備を固めて速攻に活路を見いだす戦術を徹底し、途中出場した快足の石原幸治の一発で法政大を退けた。本戦でも愚直な守備でペースを握ってスピードある前線で勝負を決める、というのが勝利への道筋となりそうだ。日本フットボールリーグに所属するが、7月末でJリーグ百年構想クラブを脱退。プロを目指さず、アマチュアクラブとして生きる道を選んだ。それだけに天皇杯への思いも強い。前線の中川諒真は「上のレベルのチームと戦える唯一の大会」と意気込む。

 

(東京新聞)

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