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東京国際大学(2年連続7回目)

 新型コロナウイルスの影響で代表決定戦が中止となった埼玉は前回代表の東京国際大を県代表に推薦。元日本代表の前田秀樹監督は「関東大学リーグの日程も詰まっていて、動ける選手をやりくりしたい」と総力戦で臨む構えを強調する。

 昨季までのリアクションサッカーをベースに、今季は自ら仕掛ける形を磨いて得点力が向上。C大阪ユース出身のMF有水亮が攻撃の起点をつくり、運動量のある小林友也、落合陸の両MFがスペースに飛び込む攻撃は迫力十分だ。

 2年生FW師岡柊生が9月頭のリーグ戦で左膝を痛めて戦線を離脱したこともあって、強烈なヘディングを武器とするMF宇高魁人の得点力に期待。DF陣は右膝前十字靱帯断裂から復帰した塩野清雅の経験と、状況判断に長ける2年生山原康太郎の連係が光る。

 コロナ禍で5、6月と全体練習が行えない期間も選手が各自で調整し、所属するリーグには7月4日の開幕から参戦。序盤こそ勝利に恵まれなかったが、右肩上がりのチーム状態とともに自信を醸成してきた。

 

(埼玉新聞)

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