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筑波大学(3年ぶり31回目)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャンパスが封鎖され、全体練習が再開できたのは8月に入ってからだった。戦術浸透や、戦力の底上げを図る時間が少なく、関東大学リーグでは苦戦が続く。

 それでも、茨城県予選はメンバーを固定せずに戦い抜いた。小井土正亮監督は「試合をしながら成長するしかない状況。毎回新たなヒーローが出ることを願っている」と話す。

 攻撃陣に突出したタレントがいない分、パスワークでの崩しに磨きを掛けている。茨城県予選決勝は流通経済大の強烈なプレスに苦しんだが、少ない得点機をものにした。センターバック角田涼太朗は決定的なピンチを防ぎ、GK桜庭立樹も好セーブを連発。名門大学の勝負強さが徐々に出てきた。

 前回出場した第97回大会は、Jクラブを撃破してベスト16に入った。小井土監督は「天皇杯は多くの人に見てもらえる。チームにとっていい経験にしたい」と意気込む。

 

(茨城新聞)

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