KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

大山サッカークラブ(初出場)

 スピード感のある攻撃でチーム史上初となる天皇杯出場を決めた。核となるのはMF渡部翔宙とFW木村比呂。ともに決定機をものにする勝負強さを備え、この2人で山形県予選3試合の全6得点を決めた。

 チームはパスサッカーを標ぼう。MF伊勢陽平が起点となってピッチを広く使ってボールを回し、MF池田太郎が攻守のバランスを取る。相手のスペースを突くうまさもあり、山形大医学部との県予選決勝では戦術がはまって少ない好機をものにした。

 県予選を通じて1失点の堅固な守備陣はDF佐藤新を中心に粘り強くハードワークをこなす選手がそろう。

 主力は県内の強豪校・羽黒高サッカー部OBが中心だ。「気心の知れた仲間が多く、チームワークは大きな武器」とゲームキャプテンも務めるDF佐藤。前回の代表チームを退けて全国舞台に弾みを付けた。天皇杯ではJFLのいわきFC(福島)に挑む。

 

(山形新聞)

天皇杯サッカー