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2014年度 「弁当の日」応援プロジェクト講師派遣助成事業 島根県浜田市立原井小学校 開催報告

 

2014年4月26日(土)島根県浜田市立原井小学校にて、稲益義宏氏による講演会『積極的に食事作りに参加しよう~お弁当作りを通して~』が開催され、原井小学校の6年生の児童、PTA、一般の方80名が参加しました。

 

 

参加された児童からは、お弁当を作ることの大変さと、それを作ってくれる親への感謝、そして自分1人でもお弁当を作れるようになりたいという気持ちが芽生えたようです。(以下、感想一部抜粋)

 

「いつか、自分で朝ごはんを毎回作れるようになりたいです。そうすると、1日の食事が作れるような気がします。だから、これからは、弁当を作ったり、朝ごはんを作ったりして、もっと家庭に貢献したいなと思いました。」

 

「ぼくは、1人ひとりの個性的なお弁当を見るのがとてもおもしろかったです。そして、その1人ひとりにエピソードがあり、とても興味しんしんでした。ぼくは、弁当を1回も作ったことがないので、どんな個性の弁当ができるのか、自分でも作ってみないとわかりません。そして、今日、ぼくが稲益先生のお話を聞いてわかったことは、弁当も授業と同じもので、失敗なんかなく、一度ずつ一度ずつ学んでいけば、きっといい弁当が作れることがわかりました。」

 

「ぼくは、今日の授業で、お母さんの弁当を作る大変さがわかりました。だから、次に、弁当を作るときは、自分で弁当を作って、お母さんをびっくりさせて、1つでも仕事がなくせるようにしたいです。これからは、お母さんの仕事を手伝ったり、家族の役に立てるようにしたいです。」

 

原井小_web

 

原井小学校では学校通信で、子どもの自己有用感や所属感、自己肯定感を高めたい。六年生が、最高学年として、やる気アップの機会となるよう取り組みたいとしていました。子どもたちの感想を読んでいると、その思いは伝わっているようですね。

 

保護者の方からも

 

「授業の後、夕飯の支度を張り切って手伝ってくれました。」

 

「自分の体を考えながら、バランスのよい食べ方ができる子になるように、育てていきたいと思いました。」 

 

「本当に、子どもたちが、食を通じて思いやりや大切さを知ってほしいなぁと感じました。」

 

などの感想もいただきました。

 

また、原井小学校では6月の授業公開日では,子どもたちに弁当作りに取り組んでもらうことも検討しているようです。

 

稲増先生がお話ししていたように、お弁当作りは一回目より、二回目、三回目とだんだん上達していきます。お弁当作りで感じること、続けることで得る達成感、次に挑戦する気持ちなどを忘れずに、是非続けて取り組んでいって欲しいと思います。

 

 

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