2014年5月21日（水）秋田県大仙市立花館小学校にて、竹下和男氏による講演会『子どもを台所に立たせよう』が開催され、花館小学校の児童380名、職員30名、保護者など130名、合計540名が参加しました。

花館小学校のPTAは2年前から「食」や「食育」に焦点をあてて教育講演会、保護者の給食調理場の見学、給食の試食、給食時間の参観などを進めてきたようです。

講演を終えての参加者たちの声です。

「自分が料理をしてあげることで、お父さんと、お母さんを休ませてあげたい。自分が大人になった時に、自分の子供にしっかり料理の大切さを伝える大人になりたい」

「これからは積極的に台所でお母さんのお手伝いをがんばりたいと思います。そして、みんなに喜んでもらえるような行動をしていきたいです」

「お母さんから生まれてきてよかったなあと思いました」

また、保護者の方からは次のような声もありました。

「台所に立ったらさっそく娘がお手伝いをしてくれました。美味しさも倍、楽しさも倍でした」

「夕食の準備をしようと冷蔵庫を開けると、手作りのデザートが・・・母さんいつも自分のイチゴを僕と妹に分ける。母さんも食べて。と優しい気持ちに感激しました。“食べるって良いね”“食べさせるって良いね”と話しました。　病気にならないで長生きしてごはんを作ってほしいという息子の願いをうけとめ、今後もがんばろうと思います。すばらしい食育をしていただいてありがとうございます」

（一部省略、抜粋）

今回は子どもたちから竹下先生のサインをいただきたいとの希望もあり、各自が何らかの約束を交わした上でサインをいただいたようです。そして、講演後さっそく、その約束を実践している子もいたようです。

講演で感じたことを大切に、そして竹下先生との約束を守り、是非次へと繋げていってほしいですね。