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2013年度「弁当の日」応援プロジェクト講師派遣助成事業 福岡市 西市民センター 開催報告

 

 2013年8月23日(金) 13:00~ 福岡市西区の二市市民センターにて、

「食育・子育てシンポジウム 広がれ「弁当の日」が開催され、450人が参加しました。

 

九州大学農学部助教の佐藤剛史氏

日々の暮らしの中で、「あなたが大事」というメッセージを

大人が子どもに伝えていくべきで、食事はその一つ。

「あなたの食事をつくることは価値がある」というメッセージを

受け取って、子どもは「自分を大切にしよう」と思うと

話しました。また、大学生の食の問題点を指摘。

 

 

 

竹下和男先生

講演を聴いて、始まる人、終わる人がいる。今から自分にできる何かをすればいい。挑戦する大人の姿をみせることが、子どもへの大切なメッセージとなると語りました。

また、「料理をすることが楽しい」ということを子どもに経験させるために、子どもを台所に立たせませんかと提案。学校での「弁当の日」を通じて、子どもたちは「人に喜ばれ、役立っていると感じることは楽しい」ということを学び、生きる力、社会力が育つと語りました。

 

 

稲益義宏先生

自身のクラスで実施した「いなます方式」による

「弁当の日」の様子を紹介。

「弁当の日」で、子ども達は、他の子を褒め、

尊敬するようになる。そんなクラスでは集団の質、

レベルが上がり、結果としていじめが減る、と話しました。

 

 

 

比良松道一先生

・弁当の日への「共感」 →弁当の日の「実践」 →最終的には、

料理の伝承者を育てることだと話し、自ら九州大学で

行っている「自炊塾」を紹介。

実践を通じて、大学生の食生活に変化が現れていること

を紹介しました。

 

 

安武信吾さん &はなちゃん

・家庭での食事とみそ汁作りを通じたはなちゃんの成長の様子を紹介。

大人の都合に子どもを合わせるのではなく、大人が心に余裕を持って過ごすこと、

子どもの都合に大人が合わせることの大切さを訴えました。

最後に、はなちゃんは4年生の時に書いた作文を朗読「自分の命は自分で守る。

それがママとの約束です」と宣言しました。

 

 

 

 

 

 

 

終了後、参加者からは、「早速学校で弁当の日を始めたい」

「家に帰って子どもに料理をさせます」、「始める人になります」という声が聞かれました

 

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