2014年3月27日（木）、都内で教育関係者向け研修会『「弁当の日」で何が育つか』が、主催「弁当の日」応援プロジェクト、共催、株式会社オフィス弁当の日、東京ガス株式会社、後援、東京都教育委員会で開催されました。

全国で広がっている、子どもたちが自分でお弁当を作る「弁当の日」を実施するために、各学校がどのような取り組みをし、実施後に子どもたち、保護者がどのように変わったのかについて、教育現場の先生を対象とし、「弁当の日」提唱者の竹下和男氏の講演と、導入に向けて短時間で簡単にできるお弁当メニューの調理、試食会を行いました。

竹下先生の講演では、参加者が涙する場面もあり、「弁当の日」でどのように変わっていくのか、そして食に対して改めて考えさせられる内容に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

朝の台所で湯気立つ様子、まな板でトントンと食材を切る音、今日のおかずはこれだ！と漂ってくるにおいで目覚める朝、そんなことも思い出させてくれた今回の研修会。

研修の最後には意見交換会が行われ、3年越しで「弁当の日」を学校に導入させた先生の経験談などもあり、これから「弁当の日」を導入させたいと思っている先生方の背中を力強く押してくれたのではないでしょうか。

実際に参加をした教育者の方々は「実際に作ることはやはり楽しい」「昔自分が台所に立たせてくれた親に感謝したい」そして、それを「繋げていきたい」と今後の活動のアプローチに向けて意欲的な様子でした。