6月27日から尼崎城を青色にライトアップ 兵庫県尼崎市「アスベスト問題は風化させない」
2005年に兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場の元従業員らの健康被害が発覚し、社会問題化して今年で20年が経過したことから、尼崎市はアスベスト(石綿)問題を風化させないよう、市のランドマークである尼崎城を6月27~29日にライトアップする。28、29の両日に開催される「アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会」に合わせた。
アスベスト粉じんを吸入してもすぐには症状が出ず、数十年を経てから石綿肺や肺がんなど重篤な疾病を引き起こすことから「静かな時限爆弾」といわれている。この長い静寂の年月をイメージし、ライトアップは青色にした、という。
期間中、日没後からライトアップし、北側は午後11時まで、南側は午後9時まで。

