1873年、築地から始まったサッカーを呼び戻そう 「2046 TSUKIJI おかえりなさいProject」が始動

明治6年(1873年)、築地の海軍兵学寮にいたイギリス人教師が日本人にサッカーを伝えた。それから150年以上がたち、日本サッカー発祥の地・築地にワールドカップを招こうとするプロジェクトが動き出した。
2026年5月31日「2046 TSUKIJI おかえりなさいProject」がキックオフを迎えた。「2046」とは、2046年のFIFAワールドカップ日本誘致を最終ゴールに据えた数字だ。 キックオフイベントでは、築地でのサッカーワールドカップのパブリックビューイングやサッカーチームに所属する子ども向けゴミ拾いイベントを予定していることが発表された。
今回のプロジェクトの組織委員会の委員長を務めるのは、つきぢ松露株式会社の代表取締役社長・齋藤賢一郎さん。築地は現在再開発が行われており、約19万平方メートルの敷地に5万人以上が収容できる多目的スタジアムをはじめ、ホテル・MICE・フードホールなど複合施設の整備が計画されている。築地生まれ築地育ちの地元経営者として齋藤さんは「今は食の街・築地というイメージがあると思うが、近い将来、築地にスタジアムができる。僕ら世代がどのように築地の未来を考えるべきか、下の世代につないでいけるような道筋ができればと思ってプロジェクトを立ち上げた」と語った。

つきぢ松露株式会社の齋藤代表取締役社長
プロジェクト初年度の目玉として、2026年FIFAワールドカップに合わせたパブリックビューイングが開催されることが決まっており、元プロサッカー選手の水内猛さんが全3試合のナビゲーターとして会場を盛り上げる。また、水内さんに加え、元サッカー日本代表の鈴木隆行さん、岡野雅行さん、坪井慶介さんが日替わりで登壇予定。日本代表戦3試合を、元プロ選手のゲスト解説とともに楽しめる。豪華ゲストの解説に加え、「築地場外市場×サッカー」オリジナル応援グッズの販売や、歴代日本代表ユニフォームのリユース配布など、築地ならではの体験コンテンツも展開予定だ。水内さんは「築地という場所で一体感が生まれるんじゃないかと思っている。サッカーと一緒に食も楽しめるし、非常に楽しみです」と期待を語った。

今回のパブリックビューイングの豪華ゲスト(左から水内猛さん、鈴木隆行さん、岡野雅行さん、坪井慶介さん)
運営協力にあたる築地場外市場商店街振興組合理事長の寺出昌弘さんは「築地は時代とともに姿を変えていくことがあっても、その“心”まで変わってはいけない。たとえ築地にスタジアムができたり、サッカーワールドカップのような世界的なイベントが開催されたりしても、本物を追求しお客様に良いものを提供するという築地の精神は、これからも守り続けていかなければなりません」と、築地の未来への思いを力強く語った。

寺出理事長は過去に築地を含めた中央区が一体となったサッカーイベントを企画している
本物の食と、本物のサッカーを。築地はその精神を胸に、世界を迎える日を目指す。
【パブリックビューイング開催日時】
・6月15日(月)5時からオランダ戦
ゲスト:鈴木隆行さん、水内猛さん
・6月21日(日)13時からチュニジア戦
ゲスト:岡野雅行さん、水内猛さん
会場:魚河岸食堂(中央区築地6-26-1 築地魚河岸小田原橋棟3階フードコート)
・6月26日(金)8時からスウェーデン戦
ゲスト:坪井慶介さん、水内猛さん
会場:魚河岸食堂(中央区築地6-26-1 築地魚河岸小田原橋棟3階フードコート)
第一戦目の応募は2026.6.15日本代表vsオランダ代表戦 パブリックビューイング申し込みフォームから
市民組織委員会として発足した本プロジェクトの活性化に向け、志を同じくし共に汗をかける仲間(賛助会員)を募集している。問い合わせは2046tsukiji@gmail.comまで。















