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G20各国は物流分野の変革により世界の温室効果ガス排出を劇的に削減することが可能-RMIの分析が解決策を提供

【ニューデリー2023年10月20日PR Newswire=共同通信JBN】G20に属する各国・地域は世界の人口の3分の2を占め、世界の貿易とGDP(国内総生産)の4分の3以上を占めています。G20は世界の経済発展に極めて重要な役割を演じている物流分野の変革に大きな影響を及ぼすことができます。しかし、同時に炭素排出、資源枯渇、大気汚染など、環境面での課題につながる重要な存在でもあります。

RMI(Rocky Mountain Institute(ロッキーマウンテン研究所)として設立)は、変革の必要性を認識し、Transforming the Logistics Sector Across G20 Nations(G20各国における物流分野の変革)に関する報告書を発表しました。RMIのインドプログラムを主導している運輸専門家のAkshima Ghate氏は、RMIの最新の出版物が、ゼロエミッショントラック(ZET)展開や物流団地を拡大するためのゼロエミッショントラック輸送回廊など、可能性のある解決策を提供していると述べています。これはすべての物流活動にとって集中型ハブの役割を果たし、途切れることのない物流運営を円滑に行う可能性を持っています。こうした解決策に加え、報告書はG20各国が文脈にあてはめ、適応するための重要な知識の役割を果たすことができる、世界の実例を伴ったこのほかの17の解決策を取り上げています。

RMIのThe Green Logistics Playbookについての詳細はこちらをご覧ください: https://rmi.org/insight/the-green-logistics-playbook/

報告書は持続可能な物流実務と、より持続可能な未来を実現する上でのその役割に焦点を当てたウェビナーで発表されました。専門家から成るパネリストはダイナミックな議論を展開し、政策イニシアチブやインフラ開発、経済投資などを通じ、いかにして各国が持続可能な物流を促進できるかについて、それぞれの経験や知見を共有しました。

パネリストは、世界の二酸化炭素排出の大部分を占めていることや、今後数年間に排出量が急速に増大すると予想されていることから、物流分野の脱炭素化の重要性を認識しました。それぞれのパネリストは、この分野の効率性を引き上げながら環境への影響を削減するために活用できる一連の解決策について楽観的な見方を表明しました。パネリストはまた、物流事業者がそれぞれの特定の要件にとって最も適切な解決策を選択する必要性を強調しました。ここから浮かび上がった主要なテーマとして、貨物需要と排出原単位の削減に焦点を当てること、一体となった複数の利害関係者によって解決策設計へのアプローチを採ること、さまざまな地域にまたがる産業界の参加者の間でより多くの知識を共有することの必要性などが挙げられました。

ウェビナーの記録を視聴するには以下を参照ください: https://info.rmi.org/l/310101/2023-10-17/3s396pd

▽メディア問い合わせ先

media@rmi.org

▽RMIについて Rocky Mountain Institute(RMI、ロッキーマウンテン研究所)は、クリーンで、豊かで、安全な低炭素の未来を創出するために、世界のエネルギー利用を変革する市場を基盤とした解決策の採用を加速することに専念している独立した非営利組織です。

PR Newswire Asia Ltd.

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310201387-O1-kvc09991

PR Newswire
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