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定例記者発表で研究成果を積極発信 阪大・産研と工学研究科、第1回は12月4日

自動化トランススケールスコープAMATERAS(左)とウズラ胚の3次元トランススケールイメージング例(右)

 

 大阪大(大阪府吹田市)の産業科学研究所(産研)と大学院工学研究科はこのほど、合同で定例の記者発表「大阪大学 産研・工学研究科 定例記者発表」を開始すると発表した。積極的に情報発信することにより研究成果の広い認知を目的とするもので、2カ月に1度のペースで開催するという。第1回は2023年12月4日、大阪大学中之島センター(大阪市北区)で午後3時から行う。

 第1回発表は、産研から永井健治栄誉教授が「遠隔操作も可能に!自動化トランススケールスコープ」と題し、生命科学研究のDX(BioDX)をけん引する旗艦装置となる自動化トランススケールスコープのプラットフォーム開発について、工学研究科から上松太郎准教授が「多色発光するカドミウムフリー量子ドット」と題し、2023年のノーベル化学賞で注目された量子ドット分野の最新研究と言えるカドミウムフリー量子ドットの研究成果を発表する。

 今後行われる同記者発表では、特定の分野に縛られることなく、産業に必要な自然科学の基礎と応用研究の産研と、約170の研究室を持ち、工学のあらゆる分野を網羅している工学研究科が、社会課題解決につながる最新の研究成果を発信する、としている。

 

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