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江戸庶民が楽しんだ千葉4市 漫画で日本遺産の地域を発信

千葉県 マンガで旅する「日本遺産北総四都市江戸紀行」

 

 印旛県と木更津県が合併して1873年6月誕生した千葉県は、県誕生150周年を記念し、県内唯一の日本遺産「北総四都市江戸紀行」を構成する県内4市、佐倉、成田、香取、銚子の歴史や文化を紹介した漫画「マンガで旅する日本遺産北総四都市江戸紀行」をこのほど刊行した。

 百万都市江戸に隣接した“北総四都市”は、城下町の佐倉や成田山の門前町成田、利根水運の河岸や香取神宮の参道起点で栄えた佐原(香取)、漁港・港町で磯巡りの観光客でにぎわった銚子という四つの特色ある都市が発展して形成された地域。これらの地域は、江戸庶民が楽しんだ町並みや風景が今も残り、江戸情緒を体感することができる。日本遺産には2016年4月認定された。

 漫画は、日本遺産やこの4市の概要を説明する「プロローグ」、4市の歴史や文化をそれぞれ違った視点から紹介する「4つの物語」、実際に4市を巡る旅を描いた「エピローグ」で構成。子どもから大人まで幅広い世代に親しみやすい漫画で分かりやすく4市の魅力を伝えている。

 漫画の単行本(A5サイズ、約180ページ)は県内小中学校などに無料配布した。今後、県内外の日本遺産イベントなどでも無料配布する予定という。希望者は千葉県文書館で購入できる。価格は150円。

 ウェブ版(電子書籍)も公開した。漫画の一部を使用した動画もユーチューブで公開している。単行本の購入やウェブ版での閲覧など詳細は千葉県ホームページ。

 

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