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東京・大田区でインバウンド向け「銭湯体験ツアー」開催 11月25日から4回、羽田空港に近い立地生かし観光誘客

EYSC×日本旅行×ABAL 「デジタル銭湯イメージ(プロジェクションマッピング)」

 

 コンサルタント企業のEYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC、東京都千代田区)と日本旅行(東京都中央区)、バーチャル空間に関する企画・制作などを手がけるABAL(東京都目黒区)は、東京都大田区の銭湯を活用して観光誘客を図るプロジェクト「大田区銭湯体験ツアー」を2023年11月25日から始める。

 ツアーは「”SENTO” New Entertainment Experience Tour in Ota, aneda area」。大田観光協会、大田浴場連合会と協力し、大田区にインバウンド(訪日客)を呼び込もうと企画。11月25日、26日、12月16日、17日の4回開催する日帰りツアーだ。

 EYSCなどによると、大田区は日本の玄関口としてインバウンドが集まる羽田空港がありながら、通過地点にとどまっていると指摘。一方で、モノづくり企業の集積や羽田空港がある立地を生かした大田区でしかできない体験など、観光資源化が可能なコンテンツが多数あるとして、インバウンドを含む観光客が立ち寄る観光スポットとして再生させようと計画したという。

 プロジェクト第1弾として、都内一多いという大田区の「銭湯」にスポットを当てた。体験ツアーは、VR(仮想現実)ゴーグルを着用し、VR空間上で銭湯文化を視覚的に体感したり、貸し切り銭湯でプロジェクションマッピングを体験したりするという。

 銭湯体験ツアーについて、大田浴場連合会の山際勝利会長は「昔からある銭湯文化と、VRやプロジェクションマッピングといった最新鋭の技術が融合し、新しい銭湯体験が生まれようとしている。日本有数の銭湯軒数を誇る大田区で、観光客のおもてなしができることを光栄に思う」とコメントしている。

 

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