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カーボンニュートラルを楽しく学ぶ里山遠足   間伐した竹で竹炭を作って里山の土壌改良にチャレンジ

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 地域の課題となっている放置竹林を学びの場に。竹の間伐から竹炭作り、農地への炭素固定までの一連の流れを体験する「カーボンニュートラルを楽しく学ぶ里山遠足」が12月3日(日)に兵庫県神戸市須磨区の多井畑西地区で実施される。小学生以上対象で、里山整備とカーボンニュートラルの取り組みを自然のなかで楽しく学ぶ。焼き芋試食会も予定している。阪急阪神東宝グループのオーエス株式会社(大阪市)主催。参加費無料、先着30人まで。申し込みは専用フォーム<https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVqTqSt5qrrWi_SAip_CdotckqUPgkfHFTJgkS0yAhYNCWtQ/viewform>から。11月27日(月)締め切り。

 「カーボンニュートラル」は、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること。竹を炭化することで植物中の炭素を固定化し、農地で保管することで二酸化炭素の排出を制御するとともに、土壌改良剤としても有効活用できる。

 オーエス社は2023年3月に神戸市と協定を締結し、同地区の里山保全・活用に取り組んでいる。具体的には、放置竹林対策を推進し、有機野菜栽培の実証実験フィールドとして活用している。その中で地域の人たちと里山の課題を学び、ともに解決に取り組むイベントを展開。これまでに神戸市と協力し、荒れた竹林を除伐し整理する里山再生体験会や、地区内の畑で栽培したジャガイモの地域の子ども食堂への寄付などを行ってきた。

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