（左から）杉本真木 氏（オーボエ）と茂木大輔 氏（企画・指揮）

　東京・小金井市は2023年10月22日、同市の小金井 宮地楽器ホールで「こがねいガラ・コンサート2023」を開催する。

　同コンサートは、ホールの開館した2012年から毎年開催しているイベントで、今年で11回目を迎える。小金井市ゆかりの音楽家たちが一堂に会し、市民にとって秋の風物詩となっている。

　イベントの企画・指揮を執るのは、漫画『のだめカンタービレ』の映像化でクラシック監修を務めたことでも知られる指揮者の茂木大輔氏。同ホールの開館当初から企画に携わり、自身も小金井市在住。また、サントリーパブリシティサービス（SPS、東京都江東区）が、同ホールの指定管理者として企画・運営全般をバックアップしている。

　コンサートに先立ち、10月2日には「こがねいガラをもっと楽しむための音楽講座」と題して茂木氏が登壇。コンサートで取り上げる作品や作曲家の背景や、茂木氏の留学時代の話なども交えて講演し、参加者からは「今日みたいな解説があれば音楽の世界への入り口になる。非常に良い機会」と好評を得た。

　「こがねいガラ・コンサート2023」は10月22日15時開演、14時半開場。小金井宮地楽器ホール・大ホールで開催。全席指定、一般5500円、25歳以下3000円。チケットに関する問い合わせは、小金井宮地楽器ホールチケットデスク042-380-8099。

　曲目予定は次のとおり。

・ベートーヴェン：交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
・R.シュトラウス：オーボエ協奏曲 ニ長調
・モーツァルト：交響曲 第25番 ト短調 K183より 第1楽章
・ブラームス：ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102