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東京国立博物館に「ファミリースペース」 ミキハウスがプロデュース 子どもと家族がゆっくり休憩

東京国立博物館の「ファミリースペース」

 博物館は楽しいけど、子どもと一緒だといつも一苦労。そんな悩みをもつ家族連れに朗報だ。東京・上野の東京国立博物館は、小さな子どもと一緒にゆっくり休める「ファミリースペース」を4月21日にオープンした。プロデュースしたのはミキハウス。場所は平成館1階で、広さは33・4平方メートル。

▽持続的な運営に

 20日のオープニングセレモニーに参加した東京国立博物館の藤原誠館長は「子ども連れの若いファミリー層が安心して見られるような環境を整えることができた。(外国人以外では)常設展示は高齢のお客様が多い。若い世代や子どもたちに来てもらうことで、将来的な博物館の持続的な運営につなげたい」と新施設の狙いを説明した。

▽ファミリーで博物館に

 ミキハウスの木村皓一社長は「東京国立博物館とコラボレーションができるなんて、全く考えたこともなかった。参加でき、身が引き締まる思いだ。これから日本の企業としてがんばらなければと思っている。東京国立博物館にたくさんのファミリーが来られるようになることを祈っている」と話した。

テープカットする藤原館長(左)と木村社長

▽博物館側が持ちかけ「コラボ」

 子どもと一緒に博物館や美術館に行くと、子どもが疲れたり、飽きたりして、安心してゆっくり見られないことが多い。東京国立博物館は「みんなが来たくなる博物館」を目指し、子ども連れの人が安心して文化に触れられる環境づくりを進めている。「ファミリースペース」の新設はその一環で、博物館側がミキハウスに持ちかけ、両者のコラボが実現した。

▽絵本が充実、ベビーケアルームも

 

「ファミリースペース」は絵本も充実

 「ファミリースペース」は、未就学児である0~6歳児と保護者の利用を想定。絵本約200冊のほか、楽しいおもちゃやぬいぐるみなどがあり、子どもが絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりすることができる。鍵がかかるベビーケアルーム2室を設置し、乳児に授乳したり、おむつを替えたりすることも可能だ。紙おむつ・おしりふきの自動販売機を設置したほか、ベビーカー置き場もあり、至れり尽くせりだ。

鍵付きのベビーケアルーム

 「ファミリースペース」の開室は9時半~17時。毎週金・土曜日と、翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日は20時まで開いている。

▽ミキハウスのプレミアムシリーズを展示

ミキハウスの特設展示

 靴や服などミキハウスのプレミアムシリーズ「ミキハウス ゴールドレーベル」の商品も展示している。ものづくりに対する想いを感じてもらうための映像を日本語、英語、中国語などの多言語で紹介。年に数回、展示替えも予定しているという。

▽子どもも楽しめる博物館

 東京国立博物館は1872年、湯島聖堂の大成殿で開かれた博覧会から始まる日本で最も長い歴史を持つ博物館。所蔵品は12万件を超え、質、量ともに日本一のコレクションとされる。学校向けのプログラムや子ども向けのワークショップなどにも力を入れており、子どもでも楽しめる博物館を目指している。

 

 

  • 東京国立博物館の「ファミリースペース」

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