「こんな簡単にできるなら」自家製に挑戦 春まつりでドレッシングのワークショップ
気温が上がってくるこの時期、たっぷり生野菜のサラダにおいしいドレッシングのランチは魅力的。そういう時は野菜はもちろん、ドレッシングの味も主役になる。横浜市で開かれた「第41回日清オイリオ横浜磯子春まつり」(日清オイリオグループ)では、手作りドレッシングのワークショップにたくさんの親子が集まった。

「こんな簡単にできるんだ」「レタスに合いそう」と和気あいあい、オイルと調味料を混ぜ合わせ、味見をしながら「今夜食べようね」とうれしそうな子どもたち。多くの参加者にとって、今まで買っていた既製のドレッシングが自家製に変わるきっかけの日になったかもしれない。
コロナ禍の時などを除いて毎年開かれてきたこのお祭りは、広い芝生のグラウンドや工場見学者向けの体験型展示施設などを開放し、さまざまなイベントを通して、地域の人に感謝を伝えコミュニケーションを深めるのが目的。横浜市の磯子事業場を会場に、今年は4月18日(土)、19日(日)に開催した。「春らんまん」という表現がぴったりの週末、キッチンカーやショッピングゾーン、スタンプラリーなどのテントに囲まれた芝生の広場では、神奈川県警察音楽隊の演奏に拍手を送る人や、「超宇宙刑事ギャバンインフィニティショー」に歓声を上げる子どもたちでにぎわった。
「食用あぶら講座」や消防車の搭乗、撮影などと並んで、体験プログラムの一つとして開かれたのが「ドレッシングワークショップ」。小学生とその保護者が対象で、各回のスタート30分前に行われる抽選の列にはたくさんの親子が並んだ。19日(日)の正午からの回には15組30人の親子が参加。それぞれのテーブルには「ボスコ エキストラ バージンオリーブオイル」「日清MCTリセッタ」「日清ヘルシーごま香油」という3種類のオイルと、塩、こしょう、砂糖、酢などの調味料、ドレッシングを混ぜるための小さなボトルや味見用のコップ、そして3種類のオイルで作れるドレッシングの基本レシピなどが用意された。
ドレッシング作りの“本番”に入る前に、まずは全員で「あぶらクイズ」にチャレンジ。問題は5問で3択形式。例えば発売から102年がたつという「日清サラダ油」の「サラダ」ってどんな意味? という問い。「サラダにかけて生で食べられる」が正解だ。今は特別なことではなくなっているが、かつてのオイルは加熱調理が基本だった。「サラダ油」は、不純物をとりのぞいて生で食べられるようになった付加価値のある商品として名付けられたもの。オリーブオイルの香りを表すのに使う言葉はどれ? という質問も興味深い。答えは「青いバナナ」。さわやかでフルーティーなエキストラバージンの香りの特徴を表す表現なのだそうだ。ほとんどの参加者が知らなかったのが「MCTオイル」。ココナッツやパーム油由来で、一般的な油に比べて食べた後エネルギーに変換されやすく、アスリートの食事や介護食などに多く利用されるのだという。
ドレッシング作りが始まると一転、参加者たちはテーブルの上のオイルと調味料に集中。親子が顔を寄せ合ってまずはオイルを選び、用意されたレシピ通りに分量を量ったり、味見したりしながら「もうすこしお砂糖入れてまろやかにしよう」など、真剣な“調理時間”に。娘と参加した母親の一人は「家ではドレッシングを作ったことがない。でもこれだけ(少ない材料)で作れるのなら、これからは自家製を作ってみたい」とモチベーションが上がった様子。サッカーのユニフォームを着て参加した小学生は、自分で作ったドレッシングを味見して「ちょっとピリ辛。こしょうをたくさん入れたけど、でもおいしい」と満足げな笑顔を見せた。一緒に参加した母親は、できあがったドレッシングのボトルに「オリーブオイル」「ごま油」とラベルを張りながら、「(参加の)おみやげにもらったオイルで家でもさっそく作ってみようと思う」と話した。

いつもは数種類のドレッシングを買って、4人家族それぞれが好みのものを使っているという女性は、「物価高もあって既製のドレッシングもちょっと高く感じる。肉や魚にも使うから、ドレッシングというよりソースのような使い方もしている。こんな簡単に、しかも大量にできるならもう家で作ろうかな」と現状見直しの方向。ワークショップが“いつもの”ラインアップを自家製に見直すきっかけになったようだ。
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