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浦和大学が高校生対象の「第9回 おもちゃコンテスト」を開催 優秀作品は商品化されるチャンスも

 

 幼いころどんなおもちゃが好きだった? 今小さな子どもに戻ったら、どんなおもちゃで遊びたい? 浦和大学(さいたま市)は、全国の高校生を対象とした「第9回 おもちゃコンテスト」の作品募集をスタートした。

 こども学部(こども学科・学校教育学科)を持つ同大が、2017年度から実施しているコンテスト。1~6歳の子どもが安全に遊べるおもちゃを高校生が自ら考案・制作し、創意工夫や独創性を競う。子どもの発達や安全性、遊びを通じた学びの重要性など、保育・幼児教育の視点を取り入れた作品が毎年多数寄せられている。高校生が自分自身の幼少期を振り返り、子どもや家族との対話を通じて新たな発見を得られることも、大きな魅力だ。

 同コンテストは、2022年から高校に導入された「総合的な探求の時間」のテーマとしても最適。希望する高校に対しては、同大からおもちゃコンテスト担当教員を派遣し、保育・幼児教育の専門的な視点からアドバイスやワークショップを実施する。「探求学習のテーマが見つからない」「おもちゃ作りのヒントがほしい」といった高校生への活用も呼び掛けている。担当教員の派遣は、学校単位での申し込みで、オンラインでの開催にも対応する。

 これまでに、受賞作品が企業や地域団体と連携して商品化された実績も。埼玉県・さいたま市・埼玉高速鉄道株式会社の後援を受け、優秀作品の商品化や県産木材を活用したおもちゃの開発など、産学官連携による地域社会への貢献も進めている。

 応募の締め切りは9月24日(水)。応募用紙は浦和大学ホームページからダウンロードする。1歳から6歳のこどもが安全に遊べるおもちゃ(3辺の合計が150cm以内の箱に入るサイズ)を作成し、おもちゃの写真(3枚以内)・おもちゃの説明文・工夫したポイント・おおよその対象年齢を応募用紙に記入。メール添付か郵送で送る。制作したおもちゃを送る必要はない。「一般部門」と「木材加工部門」があり、それぞれに賞を授与する。応募作品の著作権は、浦和大学を運営する学校法人九里学園に帰属する。詳細はホームページに掲載している。

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