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8割以上が「“鍋”を一緒に食べて相手と仲良くなった」 鍋の心理的効果を調査

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 鍋は一緒に食べた相手と仲良くなれるだけでなく、仲直り効果も持つようだ。Mizkan(愛知県半田市)が行った「鍋による心理的効果に関する意識調査」で、8割以上が「“鍋”を一緒に食べて相手と仲良くなった」と答え、3人に1人は関係を修復したい相手と鍋を一緒に食べて仲直りした経験を持っていた。調査は、20~60代の全国の男女1000人を対象に、8月31日から9月1日にかけてWEB上で行った。

 まず、食べたあとに仲良くなったと感じる、あるいは感じそうな料理について聞いたところ(複数回答)、1位「鍋」(57.2%)、2位「焼肉」(51.1%)、3位「すし」(26.7%)。その理由は、「だんらんの象徴だから」「1つの料理を取り分けるから」「同じ鍋をみんなでつつくから」などが多かった。さらに相手と仲良くなりたくて、実際に鍋を一緒に食べた経験があるか尋ねたところ、86.6%が「経験がある」と回答した。

 一緒に鍋を食べて、相手と実際に仲良くなった経験があるかを聞いたところ、「とても仲良くなった」もしくは「やや仲良くなった」と回答した人は80.1%。仲良くなった相手の回答で多かったのは、「家族」(63.8%)、「友人」(59.2%)、「恋人」(52.8%)だった。

 仲直りをしたいと思っている相手と一緒に鍋を食べ、実際に「仲直り(関係性を修復)をした」もしくは「少し仲直り(関係を修復)をした」と回答した人は34.8%。約3人に1人に実際に仲直りした経験があった。「仲直りのために鍋を一緒に食べたことはないが、今後食べてみたい」と回答した人は45.1%と半数近かった。鍋は相手と仲良くなるだけではなく、仲直りするためにも効果があるようだ。

 仲良くなれた(なれそうな)、あるいは仲直りできた(できそうな)理由(複数回答)について聞いたところ、共通して1番多かったのが「鍋を囲むことで会話が生まれた(生まれそうだ)から」だった。みんなで1つの鍋を囲み、同じ鍋をつつくことで、自然と会話が弾み、コミュニケーションが生まれることが良好な関係構築につながるようだ。

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