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「ぼっち・ざ・ろっく!」が「全国楽器店員がお薦めする楽器にまつわる作品」大賞  「楽器店大賞 2023」の各賞が決定し授賞式

プレイヤー部門の受賞の登壇者たち
プレイヤー部門の受賞の登壇者たち

 

 「楽器のすばらしさをもっと世の中に広めたい」「楽器を始める人を一人でも多く増やしたい」との願いから企画開催された「楽器店大賞 2023」の授賞式が10月23日、東京都内で行われた。全国楽器協会 楽器店大賞2023運営委員会(東京)主催、ヤマハミュージックジャパン共催。

 2021年から始まった楽器店大賞。今年は、6月19日にスタートした全国の楽器店員による投票と、8月10日にスタートした一般投票で、「商品部門」「作品部門」「プレイヤー部門」の各賞を決定した。

 「商品部門『全国楽器店員がお薦めする今年の楽器』」の5部門の大賞は、「電子ピアノ・キーボード部門」が「CASIO/Privia PX-S7000」、「ギター部門」が「Yamaha/PACIFICA611VFM」、「ベース部門」が「Yamaha/BBシリーズ」、「フルート部門」が「ムラマツフルート/HANDMADE DS MODEL」、「バイオリン部門」は「Eastman/VL80」が選ばれた。

 今回から新たに加わった「作品部門『全国楽器店員がお薦めする楽器にまつわる作品』」は、小説・アニメ・映画・漫画・ドラマが対象。漫画「ぼっち・ざ・ろっく!」 (©はまじあき/芳文社・アニプレックス)が大賞を受賞した。人見知りで“陰キャ”だけれどバンド活動に憧れ、中学時代から1人でギター練習をしていた少女の高校生活が、あるバンドメンバー声を掛けられたことでほんの少しずつ変わっていく物語。作者のはまじあきさんは、「この作品に関わってくださった全ての人とファンの方々に誇っていただきたい賞。作品の影響で音楽や楽器を始められたという声を多く耳にしていますが、実際にこのように形としていただくと作品のパワーをさらに実感します。これを機に音楽に触れたファンの皆さま、音楽、楽器業界をさらに盛り上げていける一助になりましたら幸いです」とのコメントを寄せた。

作品部門大賞は漫画「ぼっち・ざ・ろっく」 (©はまじあき,芳文社・アニプレックス)が受賞
作品部門大賞は漫画「ぼっち・ざ・ろっく」 (©はまじあき,芳文社・アニプレックス)が受賞

 

 「プレイヤー部門」の「特別部門『全国楽器店員とお客様が選んだ今年、楽器の楽しさを伝えてくれた人』」に輝いたのは、ドラマーの神田リョウさん。神田さんは、「ドラムは原始的な楽器だからこそ、いろいろな楽器やジャンルとの相性が良いポジションにあると感じています。いろいろな場所、ジャンルで、色々な人たちに会うことができ、新しい興味が湧いてくるような魅力がある楽器です。自分がそうであったように、多くの人にドラムをきっかけに新しい音楽の扉が開く楽しみを見つけてほしいと思います」と語った。

神田リョウさん(ドラマー、特別部門)
神田リョウさん(ドラマー、特別部門)

 

 「プレイヤー部門」の「全国楽器店員とお客様が選んだ今、世に広めたいイチ押しプレイヤー」として、「ピアニスト部門」石井琢磨さん、「ギタリスト部門」Marcoさん(ヨメトオレ)、「ベーシスト部門」ハマ・オカモトさん(OKAMOTO’S) 、「フルーティスト部門」岩崎花保さん、「バイオリニスト部門」Ayasaさんが選ばれた。表彰後は受賞プレーヤーによる演奏も行われた。表彰結果は全国楽器協会のホームページでも公開している。

石井琢磨さん(ピアニスト部門)
石井琢磨さん(ピアニスト部門)
岩崎花保さん(フルーティスト部門)
岩崎花保さん(フルーティスト部門)
Ayasaさん(バイオリニスト部門)
Ayasaさん(バイオリニスト部門)

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