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子どもたちにオペラの名作を 「椿姫」に無料招待

2020年2月上演の『椿姫』より 撮影:三枝近志
2020年2月上演の『椿姫』より 撮影:三枝近志

 オペラの公演は子ども連れではちょっと敷居が高い。長時間の鑑賞だし、物語の筋や時代背景の理解も必要。おまけにチケット代もお財布にやさしいとは言えないことが多い。でも子どもたちが名作に触れる機会があれば、という人にぴったりのオペラ鑑賞会がある。⽂化庁の⼦どもの鑑賞体験⽀援で、18歳以下なら無料。東京二期会(東京)オペラ劇場、演目はヴェルディの不朽の名作「椿姫」だ。7⽉13、15、16、17⽇、場所は東京⽂化会館。

 4日間の公演中毎日、対象年齢の447人の招待席(S席相当・定員に達し次第終了)が用意されている。親子鑑賞であれば、子どもの席が無料になり、親子並びの席で鑑賞できる。指揮は、ロイヤル・オペラなど世界の一流歌劇場で絶賛され、この公演で日本でのオペラ・デビューを果たすアレクサンダー・ソディー氏。

 「椿姫」は、数あるオペラの中でも、世界で最も多く上演されている人気の高い演目だ。作品は全3幕からなり、生の歌声とオーケストラが奏でる美しい音楽はもちろん、「乾杯の歌」や「ああ、それは彼の人か~花から花へ」など、名曲が豊富だ。物語は19世紀のパリが舞台で、社交界の華、ヴィオレッタと南フランスから来た貴族の青年アルフレードの、身分の差に苦しむ二人の悲しいラブストーリー。オペラ初心者でも十分に楽しめる舞台だ。 

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