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ドラマ「君が心をくれたから」で花火師役の萩原護、「永野芽郁さんと山田裕貴さんには共通するものを感じます」【インタビュー】

すごく純愛でもあり、過酷な運命を背負っている“雨ちゃんと太陽くん”の姿に涙しながら見ている視聴者も多いと思います。萩原さんは、そんな2人を見てどんなふうに感じますか。 

 物語の中の2人はお芝居がすごくみずみずしいので、繕うことなくみずみずしさを出せるのはすごいなと思います。2人の運命はこれから大変だなと思うのでつらいですが、そんな中でも純愛を貫いて2人だけの世界で幸せを感じられるところは、すごくいいなと思います。

ご自身の役柄で注目して見てほしいポイントはありますか。

 僕が演じる雄星と出口夏希さんが演じる朝野春陽のかわいらしい恋模様の展開があるので、そこは個人的に注目してほしいです。

本作で印象残っているシーンや好きなシーンありますか。

 1話の天気雨の中で雨と太陽が「運命の赤い傘」の話をするシーンが好きです。「運命の赤い傘」のお話はすごいことを言っているなと思いますし、お2人の姿が初々しくて、すごくきれいでいいなと思います。

五感や心を失ってしまう主人公の物語を描く本作に携わられて、何か発見したり、心に深く感じたことはありますか。

 五感1つ1つの感覚に焦点を当てて、その感覚があるからこそ感じる人のぬくもりみたいなものに気付くことができるのは、このドラマのいいところだなと思います。普段はあまり考えないことですし、失って初めて気付くことや持っていると気付けないことってあるなと改めて感じました。

今回は花火師の役ですが、もし俳優以外の職業に就くとしたら、どんな仕事をやってみたいですか。

 営業職をやってみたいです。僕は営業職は不向きだと思いますが、意外と打たれ強いので、そこでたたき上げられれば成長する気がします。スーツ姿に憧れがあるので、スーツを着て生命保険などの営業をやってみたいです。

これまで大河ドラマやドラマ「最高の教師」(2023年)、3月公開の映画『変な家』にも出演されるなど活躍の場を広げている萩原さんですが、今後はどんなことに挑戦したいですか。

 いろいろな人の人格を演じられる俳優のお仕事に魅力を感じているので、今後はお仕事ドラマに出て、お芝居の中でさまざまな職業を体験してみたいです。年齢的にも周囲が就職する年頃になってきますし、それこそ保険の営業の役も演じてみたいです(笑)。

 

(取材・文・写真/小宮山あきの)

ドラマ「君が心をくれたから」は、毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中

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