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阿部サダヲ、宮藤官九郎の脚本は「さすがだなと思った」 仲里依紗、磯村勇斗らと“意識低い系”タイムスリップコメディー

 ドラマ「不適切にもほどがある!」プレミア試写会&制作発表会見が19日、東京都内で行われ、出演者の阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊、脚本を担当した宮藤官九郎氏が登場した。

 本作は、“昭和のおじさん”小川市郎(阿部)が、1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。

 主演の阿部は、本作で宮藤氏とタッグを組むことについて「うれしかったです。(脚)本を読んだらすごいなと思いましたね。最初のせりふでびっくりして、さすがだなと思いました」とコメント。

 “昭和のおじさん”の役作りについては、「最初は小指の爪だけ伸ばしていました。分かる人だけ分かればいいんですけれど、昔のおじさんって耳や鼻をいじったり、小指の爪で何かをやるタイプなんですね。ドラマじゃ必要ないなと思って止めました」と話して笑いを誘った。

 令和の働くシングルマザー役を演じる仲は、自身と役柄の共通点について「私もいつも負けないぞという気持ちで働いています。昭和と比べると今は協力しながら子育てすることがベターですけれど、昭和は母親がメインになって家事をやったりするので。私も子育ては皆で協力してするものだと思っているので、今回の役をやれてスカッとしました」と話した。

 第1話で歌唱シーンを披露する磯村は、近隣から苦情が来るほど練習したといい、「それくらい気合の入ったシーンですし、民放ドラマでは珍しい楽しめるシーンになっています」と笑顔でアピール。

 さらに、仲と吉田も今後歌唱シーンがあると発表されると、仲は「私は昨日もお風呂で歌いましたよ。そうしたら旦那(中尾明慶)が『また歌ってるの~?』って言っていました。自主練しています」と努力を告白。

 吉田は「毎回歌詞はとぼけたものもありますけれど、旋律がすてきなので、見た方は口ずさんでしまう曲になると思います」と見どころを語った。

 宮藤氏は、本作の着想について「いろんなことがダメと言われる時代になってきたじゃないですか。これはダメ、こうしちゃダメ…ダメという言葉で終わりにして、なんでダメなのかを考えなくなってきているなと実感して、1話ずつ、なんでダメなんだっけ? というのを考えるドラマにしたいなと思いました」と語った。

 ドラマは、26日よる10時からTBS系で放送スタート。毎週金曜よる10時放送。

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