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鈴鹿央士、高校時代は「一瞬一瞬がキラキラしていた」 ドラマ「君に届け」は「青春が真っすぐに描かれた作品」

 ドラマ「君に届け」の取材会が行われ、主演の鈴鹿央士が作品の魅力や自身の高校時代について語った。

 本作は、椎名軽穂氏の同名漫画が原作。長い黒髪と青白い肌から“貞子”というあだ名で呼ばれ、クラスから孤立していた黒沼爽子(南沙良)が、クラスの中心人物、風早翔太(鈴鹿)と接することで自分自身を変えていく姿を描く成長物語。

 鈴鹿は、本作の魅力について、「高校生の青春が真っすぐに描かれた作品で、切り取る一瞬一瞬がすごく輝いているなと思います。僕が高校生のときは当たり前の日常でしたが、20歳を超えて社会人になると、あの一瞬一瞬がキラキラしていたなと思うので、『君に届け』という作品の描き方、切り取り方がすてきだなと思います」と語った。

 「爽やかな青春群像劇ですが、ご自身の高校時代と比べて感じたことは?」と質問されると、「僕は風早くんのような学校生活を送りたかったなという思いがあります。自分も親友の恋愛相談に乗ったりするのは楽しかったのですが、風早くんは周りに友達や先生、家族がいてくれて、すごく充実しているなと思いました」と回答。

 また、「僕は高校2年生のときにスカウトされて、進学について芸能の仕事をするなら東京の大学だよね…と悩んだりしていたので、受験で悩んだりするシーンは、すごくリアルだなと思いました」と話した。

 高校生の頃、母校で行われた映画の撮影にエキストラで参加した際に、広瀬すずに見いだされ、芸能界にスカウトされた鈴鹿。スカウトされた当時の様子について聞かれると、「僕は学校で人前に出ることもなかったですし、すごく目立つようなことをするタイプでもなかったので、『スカウトされたらしいな』みたいなうわさは一瞬広まったらしいのですが、すぐに消えました(笑)」と笑顔で回顧した。

 胸キュン恋愛ドラマにちなみ、「鈴鹿さん自身が最近“胸キュン”しているものは?」と振られると、「NewJeansです。音楽もカッコいいですし、ミュージックビデオのメーキングを見て、まだ17歳くらいの子たちがこういうカッコいい姿を見せているんだなと思うと、キュンというか、カッコいいなと思います」と声を弾ませた。

 ドラマは、10月11日深夜1時~テレビ東京ほかで放送スタート。毎週水曜深夜1時~放送。

(取材・文/小宮山あきの)

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