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「転職の魔王様」“来栖”成田凌と“戸松”葉山奨之の相対するシーンに反響 「すごく見入ってしまった」「それぞれが苦しみながら戦ってたんだね」

 成田凌が主演するドラマ「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。

 本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)が、求職者の悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、お仕事ドラマ。(※以下、ネタバレあり)

 もうすぐ“見習いキャリアドバイザー”として試用期間が終わる千晴(小芝風花)は、洋子(石田ゆり子)から戸松卓郎(葉山奨之)という求職者を一人で担当するよう言われる。

 戸松は28歳の若さにして、すでに3つの会社を退職。来栖のサポートがないことに不安を覚えながらも、千晴は面談に臨むが、戸松はどこか投げやりで、度重なる転職が自身のキャリアにとってマイナスになることも自覚していた。

 それでも、戸松の退職理由を聞いた千晴は、そこにいちるの望みを見いだそうと必死でフォローするが、当の本人は「仕事に変な夢とか持ってない」と冷めた様子。困った千晴は来栖に相談するが、来栖は「手を貸すことはできない」と珍しく感情的な態度を見せる。

 実は、戸松は、かつて来栖を車でひく交通事故を起こし、その事故で死亡した加害者女性の婚約者だった。

 放送終了後、SNS上には、「人は合わない仕事をしていると、精神的にも肉体的にも殺される。成田凌のせりふがグサグサ刺さった」「魔王様の言葉が魂を持った回だった。その言葉で変化した千晴が、嵐を助けたと思う」「ラストは魔王様の『ありがとう』という素直で優しい言葉を聞けた。成田凌のほほ笑みが最高だった」などの感想が投稿された。

 このほか、交通事故によって多くのものを失った来栖と、来栖への憎しみや深い悲しみを抱える戸松が、対峙(たいじ)するシーンにも反響が集まった。

 「戸松がアパート前で来栖と対峙する場面は、とても見応えがあった。それぞれが苦しみながら戦っていたんだね…」「戸松が来栖を恨むのは筋違いだけれど、誰かを恨まなければ生きていけなかった気持ちも理解できる」「すごく見入ってしまった。それぞれが抱えてきたものから救われる兆しが見えるようだった」といった声が寄せられた。

 第6話は、21日22時からカンテレ・フジテレビ系で放送。

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