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桝太一氏、科博で開催される特別展「海」の公式ナビゲーターに 「娘に『お父さんが携わっているんだぞ』と伝えたい」

 特別展「海 ―生命のみなもと―」の報道内覧会が14日、東京都内で行われ、本展の公式ナビゲーターを務める元日本テレビアナウンサーの桝太一氏が出席した。

 国立科学博物館で7月15日~10月9日、開催される本展は、「海」の誕生から現在について、多様な生物や人と海の関わりを紹介するとともに、海と歩む未来についても考える内容となっている。

 現在、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員である桝氏は、本展の音声ガイドのアナウンスも担当。「海が大好きな人間の1人として、今回お声掛けをいただけたこと、そして今日こうやって、そうそうたる研究者の皆さんの横にいられることが本当にうれしくて幸せです」と喜びを語った。

 「うれしいあまり、深海ザメのラブカのネクタイを締めてきました」と報道陣を笑わせながら、「私は元々、国立科学博物館の展示には家族でプライベートでも毎年のようにお邪魔していました。今年は“お父さんが携わっているんだぞ”ということを、娘に言えることが本当に今から楽しみです」と声を弾ませた。「大学で科学を伝える科学コミュニケーションの研究をしている」という桝氏。「まさに博物館というのは、科学を伝える、その代表的な存在だと思っていますので、そこに少しでも貢献できればと思いますし、また僕自身も今回の展示に携わることで学べることがあるかと思っています」と話した。

 最後に桝氏は「今回の展示は、見たから海のことが全て分かるというものではないと思っています。むしろ海ってまだまだ分からないことがいっぱいあるんだなと。そして研究者の皆さんが、まさに今その謎を解き明かす真っ最中だということが伝わればと思います」とコメント。

 続けて「この展示を見た後で、もっと知りたくなって、実際に海に行きたくなる。展示の出口が海への入口になる。そんな展示になっていると思うので、皆さんよろしくお願いいたします」とメッセージを送った。

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