
ツエーゲン金沢 (8年連続11度目)

石川県大会は金沢星稜大に盤石の試合運びを見せて4-0と圧倒し、8年連続の天皇杯へのキップをつかんだ。
中盤のパスワークを起点とした速攻を持ち味とする。J3では、1試合平均の失点が0.47点と堅守を誇り、攻守にバランスの取れたチームに仕上がっている。
突出したタレントはいないものの、中盤には、J3でともに5得点を挙げている清原翔平、佐藤和弘らスタミナとキープ力を持つ選手が揃う。地元星稜高OBでJ2・山形から移籍した作田裕次、J2昇格争いのライバルである町田から新加入した太田康介の最終ラインは安定感があり、セットプレーでは積極的に攻撃参加する。
昨年の大会はJ2・横浜FCを撃破、3回戦は敗れたもののJ1・清水に追い込んだ。打倒J1を目標に進撃を期す。
(北國新聞)
