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ヴァンラーレ八戸 (3年連続4度目)

 青森県サッカー選手権大会決勝では、東北社会人リーグ1部のラインメール青森を1-0で破り、3年連続4回目の天皇杯全日本サッカー選手権大会の切符を手にした。
 今季から、日本フットボールリーグ(JFL)に加入。グラウンドの雪解けが間に合わず、本拠地初戦が中止となる受難のスタートを切った。初の全国の舞台で試合展開の速さになかなか順応できず、開幕から9試合は白星に恵まれなかった。しかし、選手一人一人が精神面の強化を図り、持ち味の「積極的な攻守」が徐々に復活。14チーム中9位(3勝3分け7敗)で第1ステージを終えた。
 昨年の天皇杯は1回戦を勝ち、2回戦でJ1の横浜F・マリノスと対戦。ヴァンラーレらしい強気の攻めで先制点を挙げたが逆転負けを喫した。今回も初戦を突破すれば、2回戦でJ1の大宮アルディージャと顔を合わせる。山田松市監督は「青森県のレベルが上がっていることを全国に知らせたい」と闘志を燃やす。

(東奥日報)

 

 

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