KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

羽黒高校 (9年ぶり2回目)

 羽黒高は伝統的に攻撃的サッカーだが、今季は堅守が際立つ。県代表決定戦までの公式戦計22試合を通じてわずか4失点。北海道教大岩見沢(北海道)との初戦に向け、本街直樹監督は「力は相手が上。引いて守るのではなく、サイドを使った攻撃を仕掛けたい」と意気込む。
 山形大体育会サッカー部との県代表決定戦は3-0と攻守がかみ合った。基本的なフォーメーションは4-3-3。攻撃の核は、いずれも素早い動きだしと得点力に優れるFW梅木拓、FW木村比呂。スピードを生かしたサイドからの切り崩しで得点機を生み出す。守備陣は、CBに酒井雄基を固定できたことで安定感が増した。酒井と佐藤新がDF陣を束ねてピンチの芽を摘み、スムーズな攻撃への切り替えを可能にしている。
 本街監督は「積極的に高い位置からボールを奪いにいき、得点機をつくりたい。納得できる試合をすることが大事」と語った。

(山形新聞)

天皇杯サッカー