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佐川印刷SC (2年ぶり9回目)

 堅い守備とセットプレーを武器に、2年ぶりの代表の座を勝ち取った。府予選では準決勝、決勝とも1-0で相手を退け、しぶとさを見せた。今季から指揮を執る伊藤監督は「少ない点で勝ちきるのが今年の形」と話す。

 基本布陣は3-5-2。J1のセレッソ大阪などでプレ-したDF江添が最終ラインを統率し、チーム在籍10年目のMF大槻が攻守のバランスを取る。組織だったプレスが持ち味だが、守勢に回ると、5バックにして自陣をがっちり固める。JFLでの失点数はここまで上から3番目に少ない。

 攻撃は、長いボールをスペースに入れ、連係のいい岩崎と藤本の2トップを走らせる。起点ができればトップ下の中井が絡み、サイドからゴールに迫る。セットプレーは「時間を割いて練習している」(大槻)。中でターゲットとなる浦島、池田の両DFが競り合いで強さを発揮する。

 チームにはJリーグ経験者が7人いる。江添は「Jクラブに勝つことが目標」と語る。

(京都新聞)

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