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関西大学 (2年連続15回目)

 第18回大阪サッカー選手権大会決勝で大阪体育大学を下し、2年連続15回目の天皇杯出場を決めた。決勝戦では先制され、1-1の同点とした後の81分に退場者を出して10人となりながらも、延長(1-1)、PK戦(6-5)までもつれ込んだ激闘を制した。

 2013年のユニバーシアード代表のDF寺岡真弘、12年全日本大学選抜のMF和田篤紀や、大阪サッカー選手権決勝で同点ゴールを決めたFW久保綾祐など、能力の高い選手がそろい、攻撃的なパスサッカーが魅力。右サイドバックの内田恭平と、元日本代表の都並敏史氏を父に持つ、左サイドバックの都並優太(主将)の攻撃参加にも注目だ。

 昨年は2回戦でガンバ大阪に敗れたが、「一戦一戦、中身を追求していきながら、てっぺん(頂上)がある以上はそこを目指したい」(島岡健太監督)と、チームが掲げる目標はあくまで天皇杯優勝。今大会も「なんとしても初戦に勝って、セレッソ大阪と対戦できれば」(都並)と、まずは1回戦突破が目標。「格上の相手に対しても、ボールを保持しながら自分たちのサッカーでチャレンジしていきたい。やるからには優勝したい」(都並)と、「てっぺん」を見据え、Jリーグの壁に挑む。

 (フリーライター 尾崎ルミ)

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