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関西学院大学 (2年連続23回目)

 2年連続出場。思い切りのよい下級生中心の前線を上級生が後方から引き締める。8月中旬の全日本大学トーナメントは準々決勝でPK戦の末、福岡大に惜敗。4年生の関皓平は「『惜しい』で終わるのではなく、決めきる、耐えきることが大事」と結果へのこだわりを強くし、大舞台に臨む。

 2年生の小林成豪や3年生の小幡元輝らのドリブルが鋭く、サイド攻撃が最大の武器。両翼からのクロスを合わせる2年生の呉屋大翔は関西学生リーグ9試合で12得点と決定力がある。兵庫県代表を決めた県選手権決勝では小林が1得点1アシスト、呉屋が1得点と持ち味を発揮した。攻守のバランスを取るのは守備的MFの関。長短の正確なパスでチームにリズムを与える。 課題は守備。全日本大学トーナメントは全3戦とも先制されており、県選手権決勝も先にリードを許した。得点力が高いだけに、試合序盤から集中力を発揮し、主導権を握りたい。 2000年に仙台(当時J2)を破ったが、以降は初戦敗退が続く。

 成山一郎監督は「今年こそ壁を越えたい」とJクラブとの対戦を熱望する。

(神戸新聞)

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