
奈良クラブ (5年連続5回目)

奈良クラブは5年連続5度目の代表。社会人サッカーの関西リーグ1部に所属し、Jリーグ準加盟を申請している。NPO法人としてボランティア活動やサッカーを通じた地域貢献にも力を注ぐ。
元Jリーガーで同クラブでもプレーした矢部次郎監督が指揮を執る。選手の能力を生かした個人技と組織プレーを融合させた、コンパクトなサッカーが持ち味だ。
DF陣をまとめるベテラン橋垣戸光一はチームの精神的支柱で、セットプレーでの高い得点力を誇る。両サイドからは野本泰崇、伊沢篤らが積極的な攻撃を仕掛ける。
攻守一体の中盤はミスのない的確なプレーを基本にしつつも、攻撃的MFの桜井直哉、池田昌弘、李成浩らは常に前線にイメージを持ち、FWの田代主水とともにゴール機会をうかがっている。
9月1日の1回戦はホームの県立橿原陸上競技場に関学大(兵庫)を迎え、新加入のDF岡山一成のデビューにも注目が集まる。
(奈良新聞)
