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ソニー仙台 (8年連続16回目)

 宮城県のアマチュアサッカーをけん引し続ける。県大会決勝は仙台大学に90分間ゴールを許さず10で勝利。8年連続の本大会出場を決めた。                                                          就任2年目の石川雅人監督は「攻守両面でのアグレッシブさ」をモットーに掲げる。守備陣はもちろん、前線の選手も敵のボール保持者へ積極的にチェイシングをかけボールを奪いにいく。先の仙台戦でもボランチ山藤のボール奪取が起点となり、小泉慶治のゴールが生まれた。                                                                  伝統の堅守はことしも健在。自陣前ではDFやボランチが常に数的優位の状況を生み、決定機を簡単には作らせずゴールを守る。主戦場のJFLでも24試合でリーグ4番目に少ない23失点を誇る。                         攻撃は物足りなさが残る、JFLで25得点はリーグ12番目。しかも、うち12得点を挙げていたエースストライカー、大久保剛志が8月13日にJ2山形へ完全移籍した。仙台大戦でも相手守備を何度も崩しながら追加点を奪えなかった。石川監督も「攻撃での連動性をさらに高めないと」と、今後の課題とする。                                小泉は「全国大会はソニー仙台を広く知ってもらえる絶好の機会。J1勢に勝って、いつも応援してくれる会社や地元の方々に、喜んでもらいたい」と思いを語った。 

(河北新報)

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