富山県予選決勝で社会人チームの富山新庄クラブを２ー０で下し、４年連続で代表権を得た。リーグ戦では開幕ダッシュに失敗したものの、４月以降は徐々に調子を上げ上位と勝ち点差を詰めている。

　新加入のベテラン、ＭＦ河井陽介を中心にゲームをつくり、大卒ルーキーのＦＷ碓井聖生やブラジル出身のＦＷマテウスレイリアらが得点源となる。守備陣は両ＳＢが高い位置を取って積極的に攻撃参加する点が特徴で、攻守に素早いサッカーでゴールを狙う。

　昨年は２回戦でＪ１京都をＰＫ戦の末に下してＪ１クラブに初めて勝利。３回戦はＪ１新潟に延長戦の末敗れた。今年は２回戦に勝ち進めば昨季Ｊ１覇者の神戸と対戦する。就任３季目の小田切道治監督は｢昨年よりさらに上に勝ち進んでいきたい」と格上撃破に燃えている。

（北日本新聞）