山梨県代表決定戦では、韮崎アストロスに３―２で競り勝ち出場権を獲得。関東大学リーグ２部で戦う山梨学院大のセカンドチームだ。

　代表決定戦で２得点につなげたセットプレーが得点源。身長１８０センチ超のＦＷ播上颯大を中心に空中戦に強い選手が多く、勝負どころで確実に得点する力強さを備えている。攻撃では、風穴真苑、増沢直哉の両ＷＧの突破力を生かして縦に素早く攻め切り、相手を押し込む。一方で、西健汰、横田矩克らボランチが的確にボールを引き出し、プレスをかいくぐるすべも併せ持っている。守備でも前線からボールを追い、即時奪回を試みる攻守にアグレッシブ（積極的）なチームと言える。

　５度目の本戦となった前回大会は、初の初戦突破。今大会の初戦はＪ３相模原との対戦となるが、横田は「チャレンジャー精神を忘れず、自分たちの全力を尽くしたい」と一戦必勝を誓う。

（山梨日日新聞）