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栃木シティFC(2年連続14回目)

 11人目までもつれたPK戦の末、2年連続14度目の代表権を獲得。相手の関東1部ヴェルフェ矢板には2年前の決勝でPK戦で敗れており、雪辱を果たした。

 前身の栃木ウーヴァFC時代の2017年以来、7季ぶりに日本フットボールリーグ(JFL)で戦う。4―4―3のシステムを採用し、守備ラインを高く保ってボール奪取から素早く攻撃につなげる。機動力のあるFW田中パウロ淳一や、高い決定力を誇る新加入のFW山崎亮平らJリーグで実績のある選手も多い。

 1回戦で対戦する東京都代表の横河武蔵野FCとは20年の1回戦でも対戦(当時東京武蔵野シティFC)。3点リードしながら同点に追いつかれ、PK戦で敗れた苦い記憶がある。当時を知るDF内田錬平主将は「リベンジしたい」と意気込む。勝利すれば2回戦でJ1札幌との対戦が控える。前回は1回戦を突破し、J1川崎への挑戦権を得た。田中は「チームや若い選手も名前を売るチャンス」と闘志を燃やしている。

 

(下野新聞)