三菱重工長崎SC(2年連続11回目)
長崎県予選決勝は、元Jリーガーの神崎大輔監督を迎えて強化が進む鎮西学院大に1-0で競り勝ち、2年連続で出場権を獲得した。根橋監督は「社会人としてのプライドを見せられた」と胸を張る。
ボール保持率を高めながら攻撃のリズムをつくり出す。要となるのがダブルボランチのMF成瀬美喜人とMF奥裕啓。長短のパスで相手を揺さぶりながらサイドに展開して、井原京佑や城臺映伍らFW陣がゴールに迫る。途中からピッチに立つことが多いFW平野皓巴は前線で起点となり、テンポを変えて攻撃を活性化させる。守備ではDF濵本、DF岩竹の両センターバックがフィジカルの強さを生かしてはじき返す。
初戦は熊本県代表の東海大熊本。奥裕啓主将は「経験値は自分たちが上。必ず勝って、2回戦はJ2清水との試合を楽しみたい」と2008年大会以来の1勝に闘志を燃やしている。
(長崎新聞)