中京大学(2年ぶり8回目)
愛知県代表決定戦決勝は、JFLのFC岡崎マルヤスに3―2で逆転勝ち。序盤の劣勢を覆した勝利に、吉井直人監督は「正直に言って力は相手の方が上だったが、選手たちが諦めずチャレンジしてくれた」とたたえた。
J1柏内定のDF桒田大誠とJ2大分内定のMF有働夢叶を擁する。「大学ナンバーワンCB」の呼び声も高い桒田を軸にした堅守から、鍛え上げたフィジカルと走力で鋭い速攻を仕掛ける。マルヤス戦も2―2の後半37分にFW光本和馬が速攻から決勝弾。激戦の末に格上を打ち破った。
昨年のインカレでベスト8に進むなど、チームの地力は高まっている。天皇杯は初戦に勝てば、J2千葉に挑戦できる。光本は「プロに挑戦するのは目標の一つ。まず初戦を絶対に勝ちたい」と意気込む。
(中日新聞)