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AC長野パルセイロ(2年連続12回目)

 就任2年目を迎えた高木理己監督の下、2年連続出場を決めた。前線から連動したプレッシングでボールを奪い、素早くゴールに向かう攻撃的なスタイルが持ち味だ。

 基本布陣は3―4―3。ワントップを務め、J3でコンスタントにゴールを重ねているFW浮田をはじめ、1・5列目のポジションに入る主将のMF三田やMF山中、高いキック精度を持つMF忽那らが攻撃をけん引する。両ウイングバックが高い位置でプレーすることでゴール前に人数をかけ、厚みのある攻撃を仕掛けて複数得点を狙う。

 3年連続で同じJ3の松本山雅と対戦した長野県予選の決勝は、2年続けてPK戦の末に破った。リーグ戦の出場機会が少ない選手たちを中心に本大会の切符をつかみとり、自信を深めるとともに、スタメンの座をかけた競争も激しさを増している。

 

(信濃毎日新聞)