SC相模原(2年連続3回目)
神奈川県選手権決勝ではJ1クラブ内定選手を複数擁する強豪・桐蔭横浜大に5得点で快勝し、初めて県予選を勝ち抜いた昨年に続いて頂点に立った。
元日本代表DFの戸田和幸氏が監督に就任した昨シーズンはJ3で18位と苦戦したものの、今季は13節終了時点で9位。手堅い守備の一方で得点力不足が課題だが、県予選は2戦7得点無失点と隙を見せなかった。戸田監督は「練習で続けてきたことの成果が徐々に出てきた」と手応えを語る。
本大会での最高成績はJ2に所属していた2021年の3回戦進出。勝ち上がれば周囲の注目度も増し、選手たちのモチベーションは高い。大学生チームと対戦する初戦に向け、県予選決勝で2得点したFW藤沼拓夢は「相手にはプレッシャーがないと思う。自分たちは受け身にならず、しっかり戦うこと、走ることを前提にやればおのずと結果は付いてくる」と自信を見せている。
(神奈川新聞)