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高知ユナイテッドSC(6年連続6回目)

 JFL2年目の今季は大卒ルーキーが多く入団。全体の半数が入れ替わり、攻守にチーム内の意識の共有を進めている。リーグでは、開幕2連勝からの4連敗と勢いに陰りが見えるが、スーパーシードとして決勝から登場となった県予選では古豪・高知大に2―1で勝利。スコアは1点差だったが、慌てる場面はほとんどなく、JFLクラブとしての地力を見せた。決勝は故障で欠場した、J3富山から新加入のMFルーカス・ダウベルマンが復帰すれば、中盤の層の厚さは増す。

 昨年の天皇杯では高知県勢で初めて4回戦に進出。その4回戦では筑波大と対戦し、後半終了間際までリードしていながら同点とされ、延長戦の末に敗れた。その悔しさを知るメンバーは、特に再び上位を狙う気持ちが強い。加えて、今年の1回戦でJ3讃岐に勝てば、高知県勢では初のJクラブ撃破の快挙となる。主将の平田拳一朗は「お隣の県で、練習試合もよくする相手。自分たちが次のステージに行くためにも、高知県サッカーの新しい歴史を開くためにも、勝つ!」。より一層、燃えている。

 

(高知新聞)

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