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FC北陸(初出場)

 北信越大学リーグ1部に所属する北陸大サッカー部のセカンドチームに当たる。石川県大会決勝では、北陸大と4度目の同門対決となり、1―0と下克上を成し遂げ、初めて天皇杯切符をつかみ取った。

 県大会では田中一成が中盤で冷静にボールをさばき、攻撃の起点となった。決勝は共に2年生のMF三ツ井侑汰のクロスからFW原田侑瑞樹が頭で決勝ゴール。攻守にわたってハードワークできるのが強みで、原田は「天皇杯でもゴール」と意気込む。

 部長を務める元日本代表の越田剛史氏は「1軍で通用するメンバーもそろっている」と評し、宮崎陽監督は「念願の舞台。初出場なので怖いものはない」ときっぱり。勢いそのままにJ3・カターレ富山との初陣に挑む。

 

(北國新聞)

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