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大阪市立東洋陶磁美術館がリニューアル  カフェもオープン

 のんびり美術館を楽しむのは、目と心の栄養。エントランスホールの増改築工事中だった大阪市立東洋陶磁美術館は、4月12日にリニューアルオープンする。カフェも新しくオープンするという。

 新しいエントランスは、高さ約7mのガラスに囲まれた建物。四隅には柱がなく、中央にある曲面のコンクリート壁が薄い屋根を支えている。ガラスとガラスとの間にはマリオンと呼ばれる金属の細い部材、竪枠があり、マリオンを屋根と床面の間に取り付けた後、上下に引っ張る力を加えて、屋根の変形をおさえているのだそうだ。

 その後厚さ19mmのガラスをはめ込んでいる。あまり例のないこの構造を採用することで、エントランスには透明なガラスによる開放感を作り出すことができ、中之島公園と同館との一体感が演出されている。

東洋陶磁美術館のエントランス(写真:岡本公二)

東洋陶磁美術館のエントランス(写真:岡本公二)

 記念特別展として「シン・東洋陶磁 ‒MOCOコレクション」を開催予定。カフェは大阪市中央公会堂や堂島川を見渡せる明るさと心地よい開放感あふれる空間だ。美術鑑賞のあとのほっと一息に。開館時間は、9:30~17:00(入館は16:30まで)、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)。入館料などの詳細はホームページから。

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