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【動画】「楽しくリサイクルが学べるゲーム」堺市の小学6年生が最優秀賞、全国選抜小学生プログラミング大会大阪府大会

 堺市内のプログラミングスクールADVANCEで2月14日、全国選抜小学生プログラミング大会大阪府大会の表彰式が開催され、作品「リサイクルハンター」を制作した堺市立福泉中央小学校6年の松浦大翔(まつうら・ひろと)さんに、最優秀賞の賞状と盾が贈られました。副賞として大阪府教育委員会賞が渡され、3月3日に東京・品川で開催される全国大会に出場します。

主催者の週刊大阪日日新聞の取締役・上部武宏さん
 「プログラミングとなると技術の方に注目しがちですが、今回の松浦君の受賞もひっくるめて、『みんなの未来』というテーマに沿ったものを考えていくところが浸透してきたかなと感じました」

最優秀賞を受賞した松浦大翔さん
 「リサイクルを勉強できるゲームを作りました。理由は、日本のリサイクル率の低さを知ったからです。日本のリサイクル率はドイツと比較すると3分の1程度です。この現状を良くするために、一人一人の意識を変えることが必要だと思いました。楽しくリサイクルが学べれば、楽しく意識が身につくと考えたので、これから紹介するゲームを作りました。
 このゲームには、敵としてリサイクル可能なゴミが出現します。ゲーム性はシューティングゲームとブロック崩しを合わせたルールになっています」

プログラミングスクールADVANCEの講師・落合翔太郎さん
 「大翔くんは難しいことにどんどんチャレンジしていくタイプ。2択とか3択で、『これとこれこれがあるけど、どうする?』と聞いたときに、基本的に難しい方を取り入れてやっていくタイプ。そういうところでも、かなりレベルの高い作品に仕上がったのではないかと思っています。
 今回、ChatGPTを使ってゲームのコンセプトを考え、素材も生成AIを使って自分で製作しました。基本的には大翔くんが自分で作って、どうしてもできないところは、『こういうアプローチをして作ったらいいんじゃない?』みたいにアドバイスします。例えば配列リストを作ってやったらいいんじゃない?とか、変数をもう1個用意したらいいんじゃない?とか。そういうアドバイスはするけれど、言ったら自分でやる。かなりレベルが高いです」

主催者の週刊大阪日日新聞の取締役・上部武宏さん
 「それぞれのリサイクルのアイテムで攻撃したり、防御したり。ゲーム性も担保しつつ、それぞれのリサクル、例えば、缶のリサイクルだったり本とか衣類の特徴をつかんでゲームに反映しているところは面白いなと感じました。
全国には、刺激を受けるような、すごい子たちもたくさんいると思うが、自信を持って、いい意味で波に乗るというか、元気にやってきてもらえれば。この経験も、中学生に上がる時に、いい経験だったなと思えるようになればと思います」

※「リサイクルハンター」はグーグルプレイストアで配信中。

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